やめる...やめるんだ
レートやりすぎて頭おかしくなった記事を更新したのが5日前。
皆さんはポケモンのレーティングバトルではどのくらいまでレート(数字)を上げると「高レート」つまり「強者」と呼ばれるか知っていますか?
ポケモンで一般的に強者と呼ばれるレート帯は2,000以上です。
最近流行りの「動物タワーバトル(DTB)」と同じくらいですね。
ちなみに最初のレートが1,500なのもDTBと同様です。
僕は初心者ながら頑張ってポケモンのレートを1,700まで上げたのですが、パーティに欠陥があると考え一旦構築を練り直すことにしました。
やがて改善を加え再びレートに潜ろうとしたのですが、やっぱり自信がない。
なので僕は「サブROM」の方で試しに新パーティの感触を確かめることにしました。
ちなみに「サブROM」とは、メインで使っているROM(ソフト)の対として販売されているもう一方のソフトのことです。
僕はウルトラサン(US)をメインに、ウルトラムーン(UM)をサブとして使用しています。
パーティの構築を若干変えたとはいえ、1,500から1,700までレートを上げたパーティ。
がっ......、駄目っ...!!
レートが上がらない!!!
な〜ぜ〜だ〜? 1,500台からま〜ったく上がる気配がない!
1,500-1,550台を反復横跳びすること数十戦。
まるでレートが上がりません。1,800なんて夢のまた夢、1,600にすら行けないぞ!!
理由が色々考えられるので「もう一度じっくり構築を考え直してみる必要があるなぁ...」と思い僕は3DSを閉じました。
ポケモン...GO...?
2016年の夏にひたすら没頭していた一方で、最近はあまり起動しなくなっていた「ポケGO」。
レイドバトルが好きになれず第2世代(金銀水晶)のポケモンをぼちぼち集めていたらいつの間にか第3世代(ルビーファイアエメラルド)のポケモンが追加されていたことを思い出しました。
「そういえばYouTubeに告知動画がアップロードされていたなぁ...」と思い検索。
「あれ...?」
僕は胸の奥底に湧き上がる、ある懐しい感情に気が付きました。
未知との出会いを約束された興奮。そう、それはウルトラサン・ムーン(USM)のプレイ時に感じることができなかったものです。
USMはSM(サンムーン)のマイナーチェンジ作品なので新ポケモンが数体しか追加されず、ストーリーも殆ど変わり映えのしないものでした。
その失望を誤魔化すためにレートに潜っていた部分があったのですが、まさかポケGOがそんな心の隙間を埋めてくれるというのでしょうか。
「いや...まだ駄目だ。期待しすぎるな。過ぎた期待は無駄に失望を大きくしてしまう...!」
湧き上がる興奮を賢明に押さえ、ポケモンGOを起動。
天気が追加されている...だと...!?
「なんだこれは...!!!」
ポケモンGOに天気が追加されているじゃないか!!
おまけに今はイベント期間中で「こおり」タイプのポケモンの出現率アップ...だと...?
「はっ...!!!」
僕は続けて息を飲みました。
地図上に出現している青く丸い球体のポケモン。
そう。
「タマザラシ」です。
かわいい。
大抵可愛い球状ポケモン(判例: オニゴーリ)の中でもトップクラスに位置する「タマザラシ」。
こいつを捕まえられただけでもかなり嬉しかったのですが、しばらくプレイしているとまぁ色々なポケモンが出現するようになっていました。
「天気」の要素が追加されることで、地理的に特徴のなかった平野部でもポケモンのバリエーションが豊かになったように思われます。
新しく追加されたポケモンの中でも僕のお気に入りはゴクリンとラルトス。
もちろん他にも捕まえたいポケモンはいますが、いつの間にか僕の心は十分に満たされていました。
USMに求めていた期待が失望になったからといって無闇にレートに潜っていた僕は間違っていたのかもしれません。
僕の求めるワクワクは今、「ポケモンGO」でこそ体感することができる。