理系頭巾の知見

なんちゃって理系の頭巾が知ったことや考えたことをまとめているブログです。

理系頭巾の知見

もうAmazonに本屋を買収してほしい。Amazonヘビーユーザー兼本屋大好き人間の身勝手な願望。。

はじめに

f:id:gqp:20180809140417p:plain

Amazonが本屋を買収して実店舗としての本屋を販売場所兼通販のプラットフォームにし、実店舗とネットが共存していけるような本屋の存続方法は難しいのか。そんなことを考えていたんですが、僕が思いつくようなことは既にAmazon Booksといった形で実践されたりしていました。これは今日考えたことをまとめた日記です。

Amazonヘビーユーザーにとっての本屋

僕の住んでいる地域には自転車で気軽に行ける範囲に本屋がありません。2,3年前には2店舗あったのですが、潰れてしまいました。唯一あるのは大学にある小さな書籍部だけです。書籍部に置いていない漫画や雑誌、小説を買うためには片道30分ほどが必要になります。そんな環境なので自然にAmazonを利用する頻度が増え、実店舗で本を買う機会はかなり減りました。
本屋の経営難についてはネットでもたまに話題になりますが、実際に近隣の本屋が次々と閉店していく地域に住んでいるとそういった話題に対しても「しゃーないよな」と思ってしまいます。それでも久しぶりに本屋に行くとまぁ素晴らしい環境なわけです。視界に入る全てが本。ネットよりも新しい魅力的な分野について扱っている本との出会いが故意に起こせる良い場所です。けれどもピンポイントで欲しい本が置いていなかったりすると「わざわざ書店に来るよりネットの方が早くて確実でいいな」と思ってしまう。そんな時に店内を見渡して感じるのは本の数に対する客の少なさ。目当ての本がなく帰ろうとした僕と同じ様に「やっぱネットの方が⋯」と感じながら帰っていく人々、もしくは本屋に行こうとして「やっぱネットで良いか」と遠のいた客足。実店舗にしかない魅力があると分かっていても、僕にとって本屋は気軽に利用する場所ではなくなっていきました

実店舗とAmazonが合体すれば...

実店舗がネットに勝る点としてすぐ本を手に取れる、意識していなかった良書との出会いが挙げられますが、在庫数や配達の利便性では完全に劣っています。そもそも両立が難しい要素ですが、街の本屋に残ってほしいという思いとAmazonの便利さから離れられなくなっている生活が衝突した結果僕の中に生まれた考えが「もういっそ書店がAmazonに買収されてしまえばいいのでは⋯」というものでした。
都合のいい考えですが実店舗は販売場所兼ネット販売分の在庫置き場として存在価値を新しくし、実際既に多くの書店が実施しているように本を売るためだけのスペースではなくAmazonで扱っている生活用品や雑貨も販売する⋯。完全にAmazonにおんぶにだっこになりますが書店がなくなってしまう最悪の事態は免れる⋯なんてことを「インターネット書店課税」の記事を読みながら考えていました。

news.nifty.com

しかしここまで書いて思い出したんですが、そもそもAmazonは既に実店舗を構えて本を販売するAmazon Booksという試みを実践していましたね。

blogos.com

ネット販売に新しく税をかけ足を引っ張るのではなく、相容れ合うことが難しいビジネス同士共存できる道を探すべきです。実店舗でもネット販売に力を入れている書店はありますが、Amazonではなくより不便なサービスを使う理由はありません。紙・電子共に出版を扱う頂点のAmazonと協力して、実店舗が残り続けることが出来ないでしょうか。
もし仮に一部の本屋がAmazonに買収された場合、僕なんかはいよいよ生活のほとんどをAmazonに支配されることになるわけですが実店舗としての本屋が残るならそれでも構わないと思います。まぁそれ以前に、日本の本屋を買収してもAmazonにとってあまり利益にならないということが問題ですが。

おわりに

f:id:gqp:20180809140601j:plain

各社がバラバラなネットサービスを実施するのではなく、統一されたサイトで実店舗/ネットの共存を図らない限り本屋はいずれ消えてしまうでしょう。残る本屋は本屋という場所に何らかの付加価値をつけ、ギリギリ赤字にならない採算で続けていける好立地の限られた店舗のみです。本を買うのはAmazonで、という今も若干一般的になりつつある考えが常識になる前に実店舗がネットと共存できる販売方法が確立されることを願います。